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くまのふでこに何があった?ストグラ辞退の真相はメタ的言動が原因か⁉

 

配信界隈がざわつかせていますね…。

人気VTuber「くまのふでこ」さんが、大人気企画「ストリートグランプリ(ストグラ)」のシーズン2から事実上の”追放”状態になったことが明らかになり、ファンの間で大きな騒ぎになっています。

「えっ、あの人気キャラが消えちゃうの?」「一体何をやらかしたの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

公式からの詳しい説明はなく、本人の投稿だけが頼りという状況だけに、余計に気になってしまいますよね。

この記事では、時系列を追いながら「一体何が起きたのか」について、ネット上の情報や経緯を分かりやすくまとめてみました。

 

突然の辞退発表…ファンに走った衝撃

 

事の発端は2025年12月2日の夜。

ぺんこさん(くまのふでこの中の人)がTwitch配信で「ストグラ関係者やファンの皆さまへ」と切り出したことから始まりました。

そして日付が変わった12月3日の未明、X(旧Twitter)への投稿でその真相が明かされたのです。

その内容は、「今朝5時48分、しょぼすけさんから『ストグラシーズン2への参加はご遠慮ください』との連絡を頂きました。くまのふでこはエンドとなります」という衝撃的なものでした。

これ、「辞退」という言葉を使っていますが、運営側からの連絡ということは事実上の「参加拒否」や「戦力外通告」に近い形だったのかもしれません。

運営責任者から直々にこういった連絡が来るというのは、配信業界でもかなり珍しいケースだと言われています。

シーズン1であれだけ人気を博したキャラクターが、なぜ突然排除されるような形になってしまったのでしょうか?

ファンが混乱するのも無理はありません。

 

問題視された「メタ的言動」とは?

くまのふでこさんといえば、愛らしいクマの姿と優しいキャラクターで、Twitchでのゲーム実況や雑談配信がとても人気でしたよね。

しかし、どうやらそこに落とし穴があったようなのです。

ストグラのような「ロールプレイ(RP)」サーバーでは、「そのキャラクターとして生きる」のが絶対のルール。

現実の自分(メタ)の事情を持ち込んではいけない、という鉄の掟があります。

ところが、配信中に中の人の本音が透けて見えるような発言が目立つようになっていたと言われています。

 

例えば、「このキャラ設定、実は結構しんどいんだよね」と漏らしてしまったり、「本当はもっと上手いプレイヤーなんだけど」とプレイスキルについて弁明したり。

さらには、視聴者に向かって「みんな、このキャラ設定どう思う?」と相談してしまうような場面もあったようです。

視聴者に直接問いかけるこうした「メタ発言」は、確かに配信者との距離を縮めますし、「ぶっちゃけトーク」として面白がる声もあったかもしれません。

ですが、ストグラはあくまで「第二の人生を生きる」というコンセプトの企画。

こういった発言が重なると、他のプレイヤーや真剣に見ているファンの「没入感」を壊してしまう可能性がありますよね。

こうした小さな積み重ねが、運営側の懸念材料になっていったのかもしれません。

 

決定打となった?「運営批判」とSNSでの振る舞い

しかし、メタ発言だけが理由ではなかったのではないか、との見方も強いようです。

より深刻だったと言われているのが、革命家キャラとしての「運営批判RP」です。

「この街の不平等はおかしい」「市長補佐のやり方には問題がある」といった発言は、ストーリーとしては面白い展開です。

ただ、それが「RP(演技)」の枠を超えて、運営へのリアルな不満のように聞こえてしまうラインまで行ってしまっていたのかもしれません。

このあたりの線引きは、本当に難しいところですよね。

 

さらに追い打ちをかけたのが、SNS(X)での言動だったようです。

配信外で愚痴をこぼしたり、トラブルを公言したりしてしまうことがあったとか。

特に「赤市民RP(犯罪者側)」を演じていた際には、他の配信者のコメント欄が荒れる原因にもなったと言われています。

 

また、所属していたバーガーチェーン「BMC」でのドタバタ劇も記憶に新しいかもしれません。

営業停止寸前になるようなミスがあったり、離脱理由を「変な嘘」でごまかしてしまったりと、波乱続きでした。

これらを見ていた運営側が、最終的に「このままでは、新しく参加する人たちに悪影響を与える可能性がある」と判断したとしても不思議ではありません。

ぺんこさん本人も投稿で「自分の招いたこと」と認めていますから、ご自身でも思い当たる節があったのでしょう。

 

遅すぎた謝罪…「もっと早く気づけば」

 

X

問題が表面化してから、ぺんこさんは配信やSNSで何度も謝罪の言葉を口にしています。

「こうならないと謝罪できないのもすみません」「前の段階で行動を変えることができなかった自分を恥ずかしく思う」と語っており、その言葉からは深い後悔がにじんでいるように感じます。

厳しい見方をすれば「今さら?」と思ってしまう方もいるかもしれません。

ですが、著名な配信者として注目される中で、自分の過ちを認めて言葉にするというのは、とても勇気がいることだと思います。

この反省は、今後の成長への第一歩になるはずです。

シーズン1の成功を受けて、シーズン2ではさらなる活躍が期待されていただけに、参加できないことの損失は計り知れません。

本人も「活動者として損失になると思うが、自分の招いたこと」と綴っています。

痛恨の極みでしょうが、ファンからは「新たなステージでの活躍を期待している」という温かいエールも届いているようです。

 

まとめ

 

今回のくまのふでこさんの辞退劇は、配信者にとっても視聴者にとっても、考えさせられる出来事でした。

RPの世界では「キャラを徹底して生きる」ことの難しさや、メタ発言・運営批判のリスキーさ。

そして何より、SNSでの振る舞いは常に見られているということ。

これらは、ネットで活動するすべての人にとっての教訓と言えるかもしれません。

ぺんこさん自身は今、「これからは個人としてできるだけ頑張りたい」と、個人活動に向けて新たな一歩を踏み出しています。

配信での謝罪では、意外にも笑顔を見せる場面がありました。

「深刻に捉えすぎると、他の人の攻撃材料になってしまうから」という配慮だったそうですが、こういった気遣いができるのも彼女らしさなのかもしれませんね。

この苦い経験を糧に、どんな新しいエンターテインメントを見せてくれるのか。

これからの活動を、温かく見守っていきたいですね。

konami

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