三浦孝太を検索すると「義眼」と出てくるんですよね。
その瞬間、「え?失明してるの?」と驚いた人もいるはずです。
実際、SNSや動画プラットフォームでも、“目に関する噂”がささやかれ、
彼の名前とともに流れるワードには、なぜかネガティブな印象がちらほら。
とはいえ、それが事実なのかどうかは、調べてみると意外とあいまいなんですよね。
検索結果には断片的な情報が多く、核心にはなかなかたどり着けません。
プロの格闘家として活動を続ける三浦孝太に、なぜ“義眼疑惑”や“失明説”がつきまとったのでしょうか。
三浦孝太は義眼なのでしょうか?
現時点で分かっているのは、「義眼である」という確かな情報は確認されていないということです。
Wikipediaや格闘技団体の公式プロフィールにも、義眼に関する記載はありません。
検証記事なども確認されており、そこでも「義眼である可能性は低い」とされています。
また、過去の試合映像を見る限り、視力に大きな問題があるようには見えません。
打撃の反応や距離感、動体視力が問われるような展開でも、普通に対応できているように見えるシーンが多くあります。
とはいえ、これはあくまでも“見た目の印象”に過ぎません。
医学的な裏付けや診断情報があるわけではないため、「義眼ではない」と断言することもできません。
ちなみに義眼でも格闘技をしている選手が世界には存在するため、可能性として完全にゼロとも言い切れない点には注意が必要です。
さらに、ネット上では「失明したらしい」「片目が見えていないらしい」といった噂もありますが、これについても信頼性のある情報源は特定できていません。
また、本人が義眼に関する発言をしたという記録やインタビューはありません。
実際に報道された内容としては、過去の試合で「鼻や拳の骨折」「歯のダメージ」があったという報道がいくつかあります。
ただし、目の負傷や視力に関する公的な言及は確認されていない状況です。
総合的に見て、現時点では三浦孝太が義眼であることを裏付ける信頼できる情報は見つかっていません。
逆に、そうした噂を否定するような検証情報や、本人の健康状態に問題がなさそうな様子を伝える情報のほうが多い印象です。
では、どうしてここまで「義眼説」や「失明説」といった話が広まったのでしょうか?
そこには、SNS時代ならではの情報拡散の“あるある”が関係しているかもしれません。
次の見出しでは、その「噂の広まり方」に迫っていきます。
三浦孝太が失明してるのではないかと言われるようになったきっかけのひとつが、2024年大晦日に行われたRIZINの試合でした。
同年12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN DECADE 雷神番外地」。
この大会の第4試合で、三浦孝太は冨澤大智と対戦しました。
試合はわずか1ラウンド1分53秒で決着
冨澤のカウンターの左膝を顔面に受けた三浦が、仰向けに失神し、レフェリーストップ。
引用 : ABEMA TIME
たった113秒でのKO劇に、観客も実況席も騒然としました。
試合中、「衝撃的な音がした」と実況席やSNSで話題になり、その迫力やケガの大きさを指摘するコメントが相次いだことも印象的でした。
こうした背景から、ネット上では
「あの膝、目にいってたんじゃ…?」
「あれ失神ってレベル超えてた」
「グローブつけててもあの音ってヤバくない?」
といった投稿が広がり、そこから「失明したのでは?」という憶測が生まれた可能性があります。
このように、明確な証拠がないまま“連想ゲーム”的に話が膨らんでいったのが、今回の失明説の根っこにあるようです。
三浦孝太自身がこの試合後、メディア対応などで言葉を発してはいるものの、目の状態に関する詳細な公式コメントは見つかっていません。
格闘技選手として、負け試合やケガについてすべてを語るわけではないのは当然ですが、
視聴者側としては「何かあったのでは?」と勘ぐってしまいやすい状況でもあります。
とくに、顔面への衝撃という要素が加わると、
「目がやられてるかもしれない」
という憶測が生まれやすくなってしまうのです。
結果として、
こういった要素が複雑に絡み合い、
「三浦孝太=失明したかも?」
というイメージが独り歩きしてしまったのが、今回の失明説の正体といえるのではないでしょうか。
もちろん繰り返しになりますが、現在までに三浦孝太が失明した、あるいは義眼であるという明確な証拠や公式情報は確認されていません。
この話題はあくまで、ネット上の噂にすぎません。
では、そんな噂が飛び交うなかで、本人は今どんな状態にあるのか?
現在の格闘家としての活動や姿勢について、次の章で詳しく見ていきましょう。
衝撃の失神KOが話題になったのは記憶に新しいですが、あの一戦のあと、彼はちゃんと“次”のステップを踏んでいました。
2024年の大晦日。
RIZIN DECADEでの冨澤大智戦で、三浦はカウンターの膝を受けて1R失神KO負け。
そしてその後、2025年5月31日。
RIZIN WORLD SERIES in KOREAで、クォン・ヨンチョルとの再起戦に挑みました。
結果は残念ながら、1R 2分46秒、TKO(レフェリーストップ)による敗北。
グラウンドでの膝打撃を受け、流血しながらの鼻血TKO負けとなりました。
これでプロ戦績は通算2勝4敗、4連敗中という厳しい状況。
でも、それでも負けても立ち上がる姿が、彼の“強さ”でもあるのかもしれません。
2025年1月には、自身のYouTubeでRIZINからの離脱を表明。
「大舞台に立ち続けるのは違う」
「自分に見合った大会で戦う」と語り、現在は調整期間に入っています。
つまり、引退ではなくフェーズチェンジ。
三浦がこれまで修行していたのは、平本蓮が率いるチーム『BLACK ROSE』。
ただしこのチームは、2025年1月4日に一旦解散を発表しています。
とはいえ、5月の試合後インタビューでは、ムエタイ王者タワンチャイへの感謝を述べる場面もあり、打撃の強化にしっかり取り組んでいたことが伺えます。
朝倉未来との接点も、2024年のBreakingDownとの対抗戦で話題になりました。
この時期には、BLACK ROSEとPERFECTなどの因縁対決も注目され、彼の立ち位置にも注目が集まっていた時期でしたね。
デビュー戦では2021年のRIZIN.33にて、ヨン・ホンソンに1R TKO勝利。
あの頃は「華のある二世選手」としての期待も大きく、事実、そのインパクトは多くの格闘技ファンに届きました。
それだけに今の成績が目立ってしまうのも当然かもしれませんが、まだ23歳(2025年現在)。
格闘技キャリアとしては、むしろここからが本番とも言えるでしょう。
インスタを見ると、海外訪問や日常の投稿も見られ、プライベートではリラックスした様子も見受けられます。
さらに、2025年9月には黒木メイサとの熱愛報道も浮上。
Xでの目撃情報(8月の麻布十番祭り)がもとになり、注目が集まっています。
ここで改めて触れておきたいのが、ネットで繰り返し話題になってきた「義眼説」や「失明の噂」。
2025年5月の試合でも、三浦孝太は通常通り出場し、試合をこなしています。
視力に関するトラブルや、義眼を示すような医療的な報道は一切ありません。
しかも、総合格闘技のような競技に出場するには、健康状態や視力のチェックを含む医療審査があるのが一般的です。
「義眼ならそもそも試合に出られない」というのが常識的な見方になっています。
つまり、現時点で言えるのは――
三浦孝太が義眼であることを証明する情報はなく、2025年の試合でも視力に異常があったという報道は存在しない。
失明の噂も、信憑性のある根拠は確認されていません。
それでも、なぜこんなにも噂が広まってしまうのか?
やっぱり、それは「注目されているから」に尽きますよね。
話題になるのは、それだけ気になる存在だから。
勝っても負けても騒がれる。
そんな存在になったこと自体が、実はすごいことなのかもしれません。
次にリングに立つとき、その姿こそが、あらゆる噂に対する最高の“回答”になることでしょう。
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