2025年3月1日、子供の遺体をコンクリートに詰めて遺棄したとして飯森憲幸(いいもり のりゆき)容疑者が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
遺体が長期間発見されなかったことや、被害者の身元が不明なこと等、何やら物騒な事件なので思わず色々と調べてみました。。
この事件のポイントをお伝えします。
- コンクリートに包まれた遺体が大阪のマンションで発見された
- 逮捕された飯森憲幸容疑者(41歳)は「遺体は姉の子」と供述
- 10年以上前にコンクリートで固め、昨年11月に運び込んだと話す
- 遺体は押し入れの金属ケース(重さ230kg)の中にあった
- 警察の捜査で異臭が発覚し、事件が明るみに
- 飯森容疑者は「殴ったことがある」とも供述
現在、警察は遺体の身元や事件の詳しい経緯を調べているとのこと。
いやもう、やべぇ奴じゃん。。
だって遺棄したのが10年前ですよ?
こんなのがこれまで普通に生活してたわけですから。
ひょっとしてやむにやまれぬ理由があったのかもしれませんが、遺体をコンクリートに詰めて隠す発想やそれを実行するところは普通の思考ではありません。
飯森憲幸容疑者はどのような人物なのでしょうか?
今回は、飯森憲幸容疑者の顔画像や家族構成についてみていきましょう。
目次
大阪のマンションで見つかったコンクリート詰め遺体事件

まずは事件の経緯について詳しくまとめました。
事件が発覚した経緯
2025年2月、大阪府八尾市のマンションの一室で、コンクリートに包まれた遺体が見つかりました。
翌3月1日、この遺体を放置した疑いで、大阪市に住む41歳の男・飯森憲幸(いいもり のりゆき)容疑者を逮捕。
このマンションには、過去に飯森容疑者の80代の父親が住んでいたとのこと。
しかし、現在は施設に入っていて部屋を使っていなかったことから、部屋の管理をしていた人が、押し入れに不審な衣装ケースが残っていることに気づき、2月25日に警察へ報告。
警察が2月28日に確認すると、ケースから異臭(いやなにおい)がしていたことから、今回の事件が発覚したようです。
遺体は7歳くらいの女の子?

飯森容疑者は、警察の調べに対し、「遺体は姉の子で、7歳くらいの女の子」だと説明。
また、「10年以上前にコンクリートで固めた」「昨年11月にマンションへ運んだ」と話しており、警察は身元を確認するために詳しく調べているとのこと。
遺体は、マンションの押し入れの中にあった金属の衣装ケースの中から見つかりました。
ケースの大きさは縦88センチ、横45センチ、高さ35センチで、重さはなんと230キロ。
遺体の身長は約1メートルで、年齢や性別はまだはっきりとわかっていませんが、おそらく女児だろうとのこと(今後、司法解剖をして死因を確認する予定だそうです)。
飯森容疑者の証言
警察が飯森容疑者に電話で話を聞いたところ、「子どもをコンクリートに詰めた」と認めているとのこと。
さらに、「(女の子を)殴ったことがある」とも話しています。
(おいおい…)
また、一緒に暮らしている30代の内縁(ないえん)の妻(※正式な結婚はしていない)が警察の聞き取りに対し
「昨年11月ごろに飯森容疑者から『衣装ケースを運ぶのを手伝ってほしい』と頼まれ、一緒に運んだ。でも中に何が入っているのかは知らなかった」
と話しているそうです。

飯森憲幸容疑者のプロフィール
こちらが、飯森憲幸容疑者のプロフィールです。
- 名前 : 飯森憲幸容疑者
- 年齢 : 41歳(2025年3月逮捕時)
- 職業 : 無職
- 住所 : 大阪市平野区
顔画像は?
飯森憲幸容疑者の顔画像は、こちらです。

引用 : YouTube
飯森憲幸容疑者の家族構成は?
事件の背景にある家族関係がちょっと謎なんですよね。。
飯森憲幸容疑者によると、亡くなった7歳くらいの女の子について、「自分の姉の子供で、預かって育てていた」と話しているようです。
現在判明している家族構成は以下の通りです。
- 姉(40代?) … 現在の所在や状況は不明
- 父親(60代後半?) … かつて八尾市のマンションに住んでいたが、現在は施設に入所
飯森憲幸容疑者の母親についての情報は現在公開されていません。
大手ニュースサイトなどでも、父親についての記述はあるものの、母親の存在については触れられてないんですよね。
もしかすると、すでに亡くなっているか、もしくは離婚して別々に暮らしていた可能性も考えられますね。
子どもを預けた経緯は?

子供の母親である姉がなぜ子供を預けたのか?
その理由についてはまだ明らかになっていません。
実の子どもが行方不明になれば、親は普通、捜索願を出すはずですよね。
しかし、今回の事件ではそのような届け出が出された形跡はないようです。
となると、いくつか疑問が浮かびます。
- 母親(姉)は本当に子どもの行方を把握していなかったのか?
- 何らかの事情で捜索願を出せなかったのか?
- そもそも親権はどちらにあったのか?
- それとも別の人物が持っていたのか?
このあたりの詳細が明らかになれば、事件の背景がもっとはっきりしてくるかもしれません。
非常にもやもやする部分ではあるのですが、警察の捜査が進む中でこの辺りの事実が判明することが期待されます。
まとめ
十数年もの間、誰にも探されず、気づかれず、亡くなったあとも弔われることなく過ごしていたなんて…
亡くなった女の子のことを思うと胸が痛みます。
そもそも、この子は学校に通っていたのでしょうか?
ひょっとしたら出生届すら出されていなかった?
この事件の闇が深いのは、行方不明になった子どもの捜索願が出されていなかったことも含め、被害者の存在自体が社会の中で把握されていなかった可能性があるということです。
そういうことを考えると非常に重たい気持ちにさせられますし、悲しい気持ちにさせられます。
あまり想像したくないことですが、10年前なら容疑者は20代なので、性的な動機で女の子が被害に遭っていた可能性も考えられます。
おぞましいとしか言いようがありません。
この事件を通じて浮かび上がるのは、単なる殺人・死体遺棄事件ではなく、家庭環境、児童保護など、多くの社会的課題ではないでしょうか?
事件の解決だけでなく、今後同じような悲劇を繰り返さないための対策が求められています。
家族や周囲の人々はどうしていたのか?
事情や経緯があまりにも謎だらけです。
それでも、今こうして発見され、存在が無視されることなく世に知られたことだけは救いかもしれません。
せめて、今からでもしっかりと名前を呼ばれ、弔われることを願うばかりです。
追記:3/3
任意の取り調べにおいて、飯森容疑者は次のように供述しているとのこと。
「十数年前にしつけでたたき、朝起きたら冷たくなっていた。父親に相談したらコンクリート詰めを提案され、二人で実行した」
…胸くそ展開でしかない話です。
叔父がしつけで姪っ子を死なせ、祖父がコンクリ詰めを提案ですか。
マジで信じられん。。
追記 : 3/7
飯森容疑者の交際相手が3月6日、死体遺棄容疑で逮捕されました!
ただ、「遺体が入っているとは知らなかった」と容疑を否認しているそうです。