2022年12月20日午後、柏崎市内で自宅の前で雪に埋まった車の中で27歳女性が亡くなるという痛ましい事故がありました。
この地域では19日から雪によって停電していました。
亡くなられた女性は、一酸化炭素中毒で亡くなられたようです。
停電し寒さをしのぐために車の中で暖まろうとして亡くなった女性が気の毒でならない。
今後、このような痛ましい事故が起きないためにも思ったことを書いてみたいと思います。
雪に埋まった車内で女性が亡くなる事故|新潟柏崎市
2022年12月20日午後4時半前、住民が雪に埋まった車で意識がない女性を発見し警察に通報。
場所は新潟県柏崎市山澗、市街地から離れたかなりの山間部。
亡くなったのは女性(27)で自宅前の車の中で暖を取っていましたが、積雪で車のマフラーが埋まり、一酸化炭素中毒になった疑いがあるとのこと。
最終的な死因は一酸化炭素中毒だと思うけど、この中毒を起こす前に雪の重みでドアが開かず逃げられなかった事も原因の1つだと思う。
自宅前ということは家の中には使える暖房機器がなかったのかもしれないですね。
今はエアコンとかファンヒーターとか電気がないと動かない暖房機器ばかり。
手っ取り早く車の中へとなり、つい眠ってしまったのか逃げたくても車のドアが開かなくて逃げられなかったのかどちらかだと思う。
若いのにかわいそう、ご冥福をお祈りします。
雪では車のエアコンに注意が必要
私は雪国育ちではないけれど、雪の中で窓を締め切るとガス中毒になるっていうことを『北の国から』というドラマで知った。
竹下景子さんが子役の吉岡秀隆さんと吹き溜まりに突っ込んだ時に「寒いけど窓を少し開けておくわよ」っていうやりとりが頭に残っている。
だから私は、もし雪で立ち往生したら窓を少し開けようと思っている。
一酸化炭素中毒の場合、異常に気が付いた時には既に手足が動かせない状態になっていると聞いたことがある。
大雪の中での車中泊における一酸化炭素中毒の危険性は既に色々取り上げられており、みんな危険という認識はあると思う。
そういった中で、少しの時間であれば大丈夫、とか、息苦しくなってきたら窓を開けようとか言った考えでは手遅れになる可能性が高いことも認識しておかなければならないのではないでしょうか。
大雪の時は基本、エンジンをかけたまま車内で寝たりしてはいけない。
どうしてもやむを得ずそういう状態で過ごさなければならないのなら、つねに一酸化炭素中毒の危険があることを念頭においておくことが必要。
こまめにマフラーの状態をチェックしたり、ときどきエンジンをふかしたり、少しクルマを揺するように動かしたりするべきなんです。
何年かに一度は目にする痛ましい事故。
寒くて暗い室内よりも、温かい車の中に居たい気持ちはわかるけどチョットくらい...という判断が不幸につながるんですよね。
こういう亡くなり方は無念でしかない…リスクを広く周知して2度と悲劇が起こらない様にしたい。
自分より若い子がこういう形で亡くなるのを知るのが切ない。
停電に備えよう
停電は何が原因で起こるかわからないし、いつ起きるかもわからない。
暖房のエネルギーを1種類しか持たないことは悲劇だと思う。
電気ヒーター、こたつと、電気カーペットなど…
しかし石油ストーブがあれば、車中泊しなくてもいいんです。
車内で過ごすことは身動きが取れなくて、意外と危険なんですよ。
地震などの災害でも停電は起きます、だから エネルギー源は複数用意しておくべきではないでしょうか。
リスク分散をして自分を守らないと今の災害は怖い。
電力会社の社員の方々もインフラを止めないように頑張ってると思うけど、停電は起きてしまうんですよね。
今回のニュースを見て、本当に胸がいっぱいになりました。
停電していたから車で暖を取った結果こんなことになってしまって、本当にいたたまれないです。
亡くなった女性もまさか自分がなくなってしまうとは思わなかったでしょう。
まだまだ若くやりたい事もあったはず。
このような事をなくすためにも、もっと周知していかなければならないと思う。
ご冥福をお祈りします。
最後まで読んでくれてありがとうございました。