2022年8月2日、岐阜県土岐市の釣り堀店が現金などを盗まれる窃盗被害にあいました。
現金やモノ以外にも大切に育ててきた魚3000匹も死んでいたのです。
とんでもない犯罪だと憤りを感じずにいられません。
釣り堀の店長(48)は窃盗被害にあったことより、魚の命が絶たれたことにとてもショックを受けています。
このニュースの店長さんの動画を見たら涙が止まりませんでした。
岐阜県土岐市の釣り堀で魚が大量死する事件
事件があったのは岐阜県土岐市の「つりぼり本舗」
場所は土岐市肥田浅野朝日町1-4
中部国際自動車大学校の目の前。
2022年8月2日、午前9時半ごろ店長が出勤すると裏口のガラスが割られていたそうです。
物置が荒らされ、募金箱の数千円と防犯カメラ映像を記録するハードディスク、それにWiFiルーターが盗まれたとのこと。
犯人は防犯カメラを切るために電気配線を切ったため、いけすのろ過機など魚が生きるために必要な装置が全部ストップしてしまったようだ。
- 鯉
- 金魚
- チョウザメ
など合わせておよそ3000匹の魚が大量死。
生き残った魚は50匹ほどだそうです。
酸欠によって死んでしまった魚たちがかわいそうでならない。
釣り堀店の店長がかわいそう
2017年7月に店をオープンし、魚を従業員と呼ぶほど愛情を注ぎ大切に育ててきた店長。
魚のサイズが自慢だったというこのお店。
「僕の大事な従業員(魚)たちを殺された」
魚のことを従業員と言う店長の言葉に胸が痛みます。
店長は「酸素が無くなる苦しさの中で死んでいった魚に詫びてほしい」と涙を流し、犯人を許せないと言います。
盗まれたモノより魚の命を奪われたことが一番ショック。
魚 > 被害
この店長の涙を見ればわかるけど、心から大切に魚を育ててきたんだなということが伝わってきます。
魚たちに申し訳ないと涙ながらに訴える店長。
「命あるものなんだから命の大切さをわかってもらいたい」
「本当にごめんねというか、成仏してねというのかな。そういう思いしかないですね」
一瞬ですべてを奪われた悲しみ。
これからのことを考えて途方にくれる店長。
現在この店のホームページは見れない状況です。
店長さんのブログにはこんなお知らせが。
画像引用元 つりぼり本舗のブログ (ameblo.jp)
再開めどは立っておらず休業するとのこと。
電話もつながらないようで廃業する可能性もあるそうです。
なんでしょうね。
この切ない気持ち。
なんにも悪くない店長さんに掛ける言葉がみつかりません。
夏休みでこの釣り堀へ訪れようと考えていた人もいるはず。
しっかりと捜査して犯人を捕まえて罪を償わせて欲しい!と皆が思ってます。
(8/15追記)
このニュースを知った常連さんやボランティアの人がたくさん駆けつけ、2022年9月の営業再開を目指し現在準備中です。
店長の心も前向きになってよかったと思います。
岐阜県土岐市の釣り堀店に寄付して応援したい人続出!
このニュースを見た人たちの多くがクラウドファンディングをやってほしいと言っています。
たくさんの人達が店長さんを応援したいとネット上で声を上げています。
2年以上にも及ぶコロナ禍の不景気な中でなんとか頑張って来ていたさなか、やっとまともに営業ができるかもと言った矢先に悪意によって全てを奪われ、財産を盗られ精神も壊されるなんて酷いですよね。
全てを失った人は自ら命を絶つ人もいるでしょう。
でも一緒に頑張ってきた従業員のためにももう一度頑張ってほしいと思います。
今、店長さんを応援したい人が日本中にいます。
私もその一人。
ぜひ廃業ではなく継続という道を選んで頂きたいと心から祈ります。
(8/15追記)
日本中から励ましの手紙や現金が店長のもとへ送られて来ているそうです。
皆の支援に心から感謝する店長、頑張ってください!
最後まで読んでくれてありがとうございました。