2022年6月23日、愛媛県松山市で2歳の男の子と生後4か月の乳児が炎天下の乗用車に閉じ込められるというニュースがありました。
鍵が入ったカバンが車内にあるのに子供2人が車に乗ったまま、ドアのロックがかかってしまったそうなんです。
母親が通報し、10分ほどで署員が駆け付けたものの対応できず。
現場近くの自動車整備工場に協力を求め、経営者の男性が車のドアのロックを開け、2人を救出したとのこと。
母親から費用の支払いの申し出を断った理由も凄い。
「命が助かったのならいい」
このニュースを聞いて、怪我もなく助かってよかったと思う反面、同じようなことが起こらないためにも注意すべきことをまとめたいと思った。
まずはどういう状況だったのか見てみよう。
車内に閉じ込められた乳幼児2人を救出
子供2人が車内に閉じ込められたのは2022年6月23日、午前9時頃。
場所は愛媛県松山市。
この日は気温が35度を越える猛暑日で午前10時の時点で気温は31.4度。
車内の運転席で汗だくで泣きじゃくる2歳の男の子、後部座席のチャイルドシートでぐったりする生後4か月の乳児。
真夏の屋外で、エンジンを切った乗用車の温度は約30分で40度を超えることもあるため、母親は通報したあと近所の人たちと車内の温度を少しでも下げようとホースで水をかけ続けていた。
10分後に署員が到着するが助けることが出来ず、現場近くの自動車整備工場に協力を求めたところ、経営者の男性は仕事を中断し急いで現場へ。
解錠用具で5分ほどでドアのロックを開けることに成功。
救出直後、乳児の体温は38度を超えていたけれど男の子も救急搬送はせずに済んだ。
車のカギを5分で解錠した男性が凄い!
2人の幼い命を救出した男性が凄いと思う。
解除に5分!
整備士の力量と経験と知識ですね。
そしてコメントも素晴らしいんですよね。
「声をかけてくれた警察官、接客中に現場へ行かせてくれたお客さん、みんなで救った命だから、その人たちにも感謝したい」
自分が誰かの命を救った時、同じようにこんな言葉を言えるだろうか?
人との繋がりが薄くなっている今、心温まる話ですよね。
この男性の謙虚な姿勢には頭が下がります。
自動車工場に助けを求めた警察、車内温度の上昇を抑える為に水をかけた人達 、皆が救った命だと思います。
車の鍵はカバンに入れないでポケットに
今回のこの事故、自分の車の鍵をカバンに入れて車内に置いていたことでロックがかかってしまいました。
私の車は車の鍵が車内にあると「ピー」と音が鳴って、ロックがかかりません。
でも今回のように鍵が入ったままなぜかロックかかってしまうことがあるようです。
今回のようにすぐ救出できればいいですけど、もしできなかったら?
愛媛県警松山西署地域課の松下忠則課長は「炎天下で駐車する場合は予備の鍵を用意するなど、注意を徹底してほしい」と呼び掛けている。出典 : 讀賣新聞オンライン
何かあったときのためにスペアーキーを準備しておくということ。
ただ、このスペアーキーも鞄の中に入れていたのでは意味がないんですよね。
女性の場合、スカートやパンツにポケットがない洋服があるのでいつも体から離さないような『スマホポーチ』のようなショルダーバッグに車の鍵を入れておくのがいいのではないでしょうか。
まとめ
子供の悲しいニュースが多い中、心温まるニュースに感動する人がたくさんいました。
車内に取り残された子供を思いやる気持ちは皆同じですね。
夏休みに入り子供と一緒に出掛けることも多くなると思います。
ぜひ車の鍵は体から離さないように注意してくださいね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。