ズートピア2がついに公開され、SNSでは「ピーターパンがいた!」「レミーのシーンが神がかってる!」といった隠れキャラ探しで持ちきりですね♪
実は本作、制作陣の遊び心が爆発しており、一度観ただけでは絶対に見つけられないイースターエッグが50個以上も仕込まれているんだとか。
この記事では、現在話題沸騰中のピーターパンやレミーの登場シーンを中心に、あなたがまだ気づいていない驚きのオマージュの数々を徹底解説していきますよ。
SNSで「ズートピア2にピーターパンが出演している!」という目撃情報をよく見かけるようになりましたが、実際のところはどうなっているのでしょうか。
結論から言うと、ピーターパン本人がキャラクターとして登場するわけではなく、背景の看板にさりげなく仕込まれた「高度なオマージュ」なんですよ♪
公開初週だけで、X(旧Twitter)では「ズートピア2 ピーターパン」関連の投稿が5,000件以上も確認されているほど、ファンの間では考察合戦が加熱しているんです。
具体的には、Marsh Market(湿地市場)の薄暗い路地裏のシーンで、『Hook’s Bait & Tackle』という釣り具店の看板が一瞬だけ映り込みます。
この店名、ピーターパンの宿敵であるキャプテン・フックの名前を借用しつつ、「Bait(餌)」と「Hook(針)」を掛けた、動物の世界ならではの洒落たネーミングになっているんですね。
さらに隣にはなんと『Ariel’s Grotto』(リトル・マーメイド)の看板まで配置されており、ディズニーの海洋系作品をまとめてオマージュするという、ファンにはたまらない演出となっています。
ある熱心なファンの方は「映画を5回観て、やっと気づいた!」とSNSで興奮を共有していたほど、発見難易度がS級の隠れネタなんですよ。
でも、ここで注意したいのが、このピーターパンのオマージュはあくまで「背景美術の一部」であり、キャラクターが動いたり喋ったりするわけではないという点です。
ストーリーの展開に夢中になっていると簡単に見逃してしまう上、Marsh Marketのシーンは湿地帯特有の霧がかかったような演出があり、視界が意図的に悪くなっているんですよね。
さらに、全体的に暗めの色調のシーンなので、映画館のスクリーン端や画質の低いストリーミング再生だと、看板の文字が背景に溶け込んでしまい、判読不能になるという「落とし穴」もあるので注意が必要です。
「具体的にどこでそのピーターパンのオマージュが見られるの?」と、今すぐ確認したくてウズウズしている方も多いでしょう。
映画の開始から約35分頃、Marsh Marketでの追跡劇の最中に約5秒間だけ、例の『Hook’s Bait & Tackle』の看板が画面の左隅に映り込むんです。
ジュディとニックが重要参考人であるヘビのゲイリーを必死に追うシーンの背景で、カメラが市場を素早く横切る(パンする)際に、ひっそりと佇む小さな店の看板として確認できますよ♪
看板にはフック船長の特徴である「鉤爪」の形をしたロゴも描かれていて、単なる文字情報だけでなく、視覚的にもピーターパンの世界観をしっかりと匂わせるデザインになっているのがニクイ演出なんです。
このシーンの流れを具体的に描写すると、直前にジュディが魚売りの屋台を軽快に飛び越えるアクションがあり、その直後にゲイリーが排水溝へ逃げ込むという、緊迫した一連の流れの中に隠されています。
公式の制作秘話によると、このシーンの背景には他にも10以上のディズニー関連の小ネタが隠されているそうで、ピーターパンの看板はその中の「氷山の一角」に過ぎないんですって。
ただし、このシーンで気をつけていただきたいのは、激しいアクションが画面中央で展開されているため、人間の心理として視聴者の視線はどうしてもジュディやニックの動きに釘付けになってしまうことです。
SNSでは「35分頃をコマ送りしないと無理だった」という悲鳴も多く聞かれますし、映画館での初見プレイでは、スクリーンの端に一瞬映るだけの看板に気づくのは、動体視力が良くても至難の業なんですよね。
日本語字幕を表示していると、視線が画面下部に固定されてしまい、背景上部の看板を見落とすリスクがさらに高まるので、可能であれば「字幕なし」での視聴も検討してみてください。
もし自宅でのデジタル配信で鑑賞する場合は、画面の明るさを少し上げて、一時停止機能をフル活用しながら、探偵気分でじっくりと背景を観察するのがおすすめですよ。
実はピーターパン以外にも、ズートピア2には制作スタッフの愛が詰まったディズニーキャラクターのオマージュが、至る所に隠されているんです。
監督のジャレド・ブッシュさんが公式インタビューで「ズートピア2には50以上のイースターエッグを仕込んだので、全て見つけるには何年もかかるだろう」と挑戦的な発言をされているほどなんですよ♪
特にファンからの人気が高いのが、レミー(レミーのおいしいレストラン)、アナ雪、ラプンツェルのオマージュで、これらはSNS投稿の約60%を占めるほど、比較的見つけやすく話題になりやすいネタなんです。
まずレミーのオマージュは、豪華なガラパーティーの裏側を描いたキッチン追跡シーン(映画約50分頃)で目撃することができます。
パニックになって逃げ惑うライオンのシェフの帽子が何かの拍子に飛ぶと、中から小さなネズミが髪の毛を引っ張って操っている姿が露呈するんですが、これは『レミーのおいしいレストラン』のあの有名な操作シーンを完璧に再現したものなんですね。
しかもこのシーン、発見者がアライグマであるという点において、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に登場したパロディキャラ「Raccacoonie(ラカクーニ)」をも連想させるという、二重のメタ構造になっているのが制作陣の遊び心を感じさせるポイントです。
次にアナ雪のオマージュは、露店で売られている海賊版DVDや街角のポスターに『Floatzen(フローツェン)』というタイトルで複数回登場します。
さらに、物語の後半にある感情的な雪嵐のシーン(映画約80分頃)も、演出や色彩設計がアナ雪のクライマックスシーンを意図的に彷彿とさせる作りになっているんですよ。
そしてラプンツェルについては、ニックがゲイリーを捕まえるためにフライパンで叩くシーン(映画約25分頃)で、なんとディズニーのサウンドライブラリから原作と同じ「カーン!」という効果音が使用されているという徹底ぶりなんです。
ただ、これらのオマージュも「知っていれば笑える」けれど、知らなければ単なる背景や演出として流れてしまう一瞬の出来事ばかりなんですよね。
特にレミーのシーンは、キッチンの食器が割れる音や湯気が立ち込める混乱の中で一瞬しか映らないため、派手なアクションに気を取られていると、可愛いネズミの姿を完全に見逃してしまいます。
一度目はストーリーを楽しみ、二度目以降は背景や効果音に耳を澄ませるような「マニアックな鑑賞法」で、ズートピア2の奥深い世界を堪能してくださいね♪
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