送信ボタンを押した直後、ふと我に返って背筋がゾワッとする感覚。
誰しも一度は経験があるかもしれません。
「診断結果を見る」というボタンを押したはずなのに、気づけばLINE連携やSMS認証の画面に進んでいて、流れでなんとなくタップしてしまった…そんな状況だったのではないでしょうか。
「Digmediaって、本当に大丈夫なサイトなの?」「変な営業電話、かかってこないよね?」そんな不安が頭をグルグル回っているかもしれません。
電話番号はメールアドレスと違い、簡単に変更できない「最強の個人識別ID」とも言われますから、心配になるのは当然のことなんです。
実は今、あなたと同じように不安を感じている人が急増しているんです。
特に就活中の学生さんたちの間で「個人情報、大丈夫かな…」という声が広がっています。
この記事を読めば、Digmediaの正体から、迷惑メールの実態、そして登録を取り消す具体的な方法まで、すべてわかります。
最後まで読めば、きっと心のモヤモヤが晴れるはず。
漠然とした不安を抱えたまま過ごすよりも、仕組みを理解してサクッと対処してしまいましょう!
目次
まず、ここで重要な事実をお伝えします。
実は「64タイプ診断」とDigmediaは、完全に別物なんです。
なぜ別々のサービスなのに、同時に登録されてしまうのでしょうか?それは、ウェブマーケティング特有の「提携」や「リード獲得」の仕組みが関係しています。
知っておきたいポイント。
診断ツールを使ったら、いつの間にかDigmediaに登録されていた…というケースが意外と多いんです。
具体的に想像してみてください。
診断結果が表示される直前の画面で、「利用規約に同意して結果を見る」といったボタンがあったはずです。
実はその近くに、小さく「Digmediaの会員登録も行う」といったチェックボックスが、最初からチェックが入った状態で置かれていることがあるんですね。
ユーザーは結果を早く知りたい一心で、その小さな文字を見落としてしまいがちです。
では、Digmedia自体は安全なのか?気になりますよね。
結論から言うと、Digmediaは「詐欺サイト」というわけではありません。
ただし、100%安心とも言い切れないというのが正直なところです。
公式サイトを見てみると、運営会社は「株式会社Digmedia」と明記されていて、所在地は東京都内。
一応、ちゃんとした会社のようです。
一般的に、本当に危険なフィッシング詐欺サイトなどは、運営元の表記すら存在しないことが多々あります。
その点では、法人として登記されている実体がある分、最悪のケースではないと言えるでしょう。
でも、ここからが問題。
気になる点
「連絡先がはっきりしないって…それ、怪しくない?」その感覚、正解です。
信頼できる企業の多くは「プライバシーマーク(Pマーク)」を取得していたり、問い合わせ窓口の電話番号を明記していたりするものです。
それが見当たらないということは、セキュリティ体制やサポート体制が発展途上のベンチャー企業である可能性が高いでしょう。
ただし、2025年12月時点で消費者庁や詐欺報告データベースに重大な被害報告は出ていません。
つまり、「今すぐ危険!」というレベルではないんです。
とはいえ、64タイプ診断の多くは非公式ツールで、科学的な根拠があるわけではないという点も覚えておいてください。
占いに近いものと考えた方がいいかもしれません。
ここで一つ、見落としがちな盲点があります。「被害報告がないから安全」なのではなく、「被害が小さすぎて、みんな声を上げていないだけ」あるいは「迷惑メールフォルダに直行していて気づいていないだけ」という可能性も否定できないのです。
「被害報告がないから安全」とは限らない。これが現実です。
さて、みなさんが一番気になるのはココですよね。
「登録したら、しつこいメールが来るんじゃないの?」
実際のユーザー報告をもとに、真実をお伝えします。
登録すると、まず確認メールがすぐに届きます。
そこから1日1〜2通程度、就活関連の情報やフォローアップメールが来るのが一般的です。
内容は「自己分析のやり方」や「おすすめのインターン情報」など、就活生にとっては有益に見えるものも含まれています。
「これくらいなら、まあ許容範囲かな」と感じる人も多いでしょう。
ところが。登録から1ヶ月以上経ってから、突然メールが届き始めたという報告も。
メールの頻度が不規則なんです。
特に、就活解禁の3月や、サマーインターンの募集時期など、企業の採用活動が活発になるシーズンに合わせて、配信システムが一斉に稼働する傾向があります。
「最近静かだな」と思っていたら、忘れた頃に大量のスカウトメールが届く…なんてパターンも考えられます。
「あれ?このメール、どこからだっけ?」と思ったら、実はDigmediaだった…なんてことも。
ユーザーから寄せられた声
さらに厄介なのは、送信元のアドレスや表示名が「Digmedia」ではなく、提携している「〇〇エージェント」や「株式会社△△」といった知らない名前で届くケースです。
これでは、どのサイト経由で情報が漏れたのか特定するのも一苦労ですよね。
詐欺メールや架空請求の報告は今のところありませんが、配信停止がスムーズにできないというのは、正直イライラしますよね。
実は、退会自体はそれほど難しくありません。
※注意:64タイプ診断がDigmediaと連携している場合、診断サイトの方も退会する必要があります。手順は基本的に同じです。
多くのウェブサービスでは、ユーザーを逃がさないために、あえて退会ボタンを見つけにくい場所に配置する「ダークパターン」と呼ばれるUI設計を採用していることがあります。
しかし、落ち着いて探せば必ず出口はあります。
ユーザー報告によると、退会処理は通常1〜2営業日以内に反映されます。
その後、メールはピタッと止まるケースがほとんど。
ただし!「退会フォームが見つからない!」という声も多いんです。
サイトの作りが直感的じゃないんですよね…。
ここでよくある勘違いが、「アプリを削除したから」「LINEをブロックしたから」大丈夫だと思ってしまうこと。
これらはあくまで自分の視界から消しただけで、相手のデータベースにはあなたの個人情報が残ったままになってしまいます。
困ったときは
退会フォームが見つからない場合、公式サポート(support@digmee.jp またはサイト内の問い合わせフォーム)に直接連絡しましょう。「退会希望」と明記して送信すれば、法的に対応せざるを得ません。自動返信で詳しいガイドが届くことが多いです。
退会完了の確認メールが届いたら、無事に退会できた証拠。これで一安心です。
「もう同じ失敗はしたくない…」そう思いますよね。
ここでは、今後のために覚えておきたい自己防衛策をお伝えします。
実は、こういった診断ツールは就活生をメインターゲットにしているんです。
理由は簡単。
就活中の学生は「自分に合った仕事って何だろう?」と悩んでいるから。
不安な心理につけこんで、つい個人情報を入力させてしまうわけです。
マーケティングの世界では、就活生の詳細な個人情報リストには、1件あたり数千円〜数万円の価値がつくこともあります。
あなたの情報は、データベース化されて提携企業に提供される可能性があります。
つまり、あなたの情報がお金になっているということ。
カフェで友達と「この診断当たってる!」と盛り上がっている最中だと、ついガードが下がって入力してしまいがちですが、その「ノリ」が命取りになるかもしれません。
「無料だからラッキー♪」ではなく、「無料には裏がある」と考えた方が賢明です。
もし性格診断をやりたいなら、16personalities.com(公式MBTIツール)がおすすめ。
個人情報の入力なしで、基本診断ができます。
わざわざリスクを冒す必要はありません。
公式で安全な方法を選びましょう。
Digmediaに登録してしまったからといって、今すぐ大きな被害が出るわけではありません。
でも、安全とも言い切れないのが現実です。
不安を感じたなら、今すぐ退会手続きを。
そして次からは、もっと慎重に。
今回の件は、これからのネット社会を生き抜くための「良い勉強代」だったとポジティブに捉えてみてはいかがでしょうか。
「URLを確認する」「安易に入力しない」といったデジタルリテラシーは、社会に出てからも必ず役に立ちます。
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