兵庫県姫路市の県立高校の卒業式で、髪型を理由に隔離されたというニュースが炎上しています。
男子生徒(18)が自身の髪を、コーンロウという黒人文化にルーツを持つ編み込みで登校したところ、皆とは離れた2階席へ隔離されたとのこと。
学校側の対応は正しかったのでしょうか?
今回はコーンロウ(髪型)について考えてみたいと思います。
兵庫県姫路市の県立高校の対応は評価できる?
現在、滝沢ガレソさんがTwitterで高校側の対応に対して投票を行っています。
コーンロウを認めなかった高校側の対応を
— 滝沢ガレソ🥕 (@takigare3) March 28, 2023
3月29日10時現在、コーンロウ(髪型)を認めなかった高校側の対応を
評価する 19.7%
評価しない 517.3%
この髪型を禁止にしたり、注意するのは別に良いと思うけど、2階席に隔離するのはちょっと違う気がしますよね。
学校側は、何度も指導した上での結果がこれだった、だから2階席、という話だとテレビではやっていました。
教育委員会が学校の対応について「不適切とはいえない」としながらも「生徒側にもっと寄り添った対応は可能だった」としています。
責任逃れのような学校を責めるようなコメント… 本当に学校は大変だ。
コーンロウ(髪型)を認めなかったのは正しい?
教育委員会の説明によると、男子生徒の髪が校則に反して耳にかかっていたので、卒業式の直前に3回、髪を切るように指導したそうです。
これに対し男子生生徒は2月末の卒業式当日『コーンロウ』と呼ばれる編み込みのヘアスタイルで登校。
在学時からやっていたのならともかく、卒業式に合わせてやってくるのは、学校側を混乱させる意図があるように思える。
コーンロウ(髪型)の生徒が普通に卒業式に出ている様子が写真に撮られて、SNSにあがったら学校の風紀を問題視されるかもしれないと思うんですよね。
事前に学校側からは説明があり、話し合った上で髪を切る約束をした。
その上でコーンロウ…学校も困惑すると思う。
男子生徒が登校してから卒業式開始までの数十分では、何も検討できなかったのではないでしょうか。
隔離は苦肉の策
決して許されるべきことではないけど、卒業式に出席する親たちの目もあるんですよね。
個人的には卒業式の時にいきなりやる、っていうのが擁護できないな…
日本人の生徒がちょんまげで卒業式に参加したとしても、同様の措置がとられたと思いますよ。
ルーツとルールどっちが正しい?
画像引用元 毎日新聞
個人的にはルーツは大事だと思う。
でも、それ以上にルールはもっと大切だと思う。
こういうのってコーンロウ(髪型)の話ではなくて、組織の一員として組織のルールを守る練習なんじゃないかな…
日本の子だったとしても、卒業式の日にいきなり校則違反の髪型してきてたら、隔離されてたと思う。
海外では当たり前なんだからって言ったら、ハーフの子が海外では当たり前だからってタトゥーを日本の学校で入れてきても良いのかってことにもなるし、日本人にだって天然パーマの子はいるんですよね。
その子たちも同じ条件でちゃんと参加してるんだから、そこは日本の学校に通うなら、そこのルールに従わなきゃいけない。
髪質のせいで、どうしてもコーンロウの髪型にしたかったのなら、髪型が自由という学校を選ぶべきだった。
義務教育じゃないんだから、コーンロウ(髪型)を許容してくれる高校に最初から選んで入学すれば良かったんじゃないかな。
最後まで読んでくれてありがとうございました。