日本代表で話題のペッパーミルパフォーマンスが物議を起こしています。

 

現在開催されている第95回選抜高校野球大会。

 

第1試合の山梨学院vs東北で東北(宮城)の選手が、相手のエラーの場面でペッパーミルパフォーマンスをしたことに審判が注意。

 

これに対して東北の監督が疑問の声を上げ、ネット上では賛否両論の意見が飛び交っています。

 

今回は高校野球に注目したいと思います。 

 

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【動画あり】選抜高校野球でペッパーミルパフォーマンスの注意

 

今回、問題となっているペッパーミルパフォーマンスがこちら。

 

 

 

ヒットやホームランならいいけど、エラーでやっちゃうと挑発行為とみなされても仕方がないんですよね。

 

審判もその辺を説明すればいいのに…

 

 

パフォーマンスはダメ

 

 

みたいな注意の仕方をするからややこしくなるんだと思う。

 

東北高校の監督も「それは相手に失礼だぞ!」と、パフォーマンスをやっていい場面といけない場面をちゃんと指導しないといけない。

 

 

WBCが盛り上がっているのは、対戦相手に対するリスペクト があるからなんですよね。

 

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ペッパーミルパフォーマンスがダメな理由に納得

 

高校野球では、基本、パフォーマンスは禁止。

 

選抜高校野球

画像引用元 日刊スポーツ

 

日本高校野球連盟の審判規則委員会が編んだ『高校野球 周知徹底事項』のマナーについての項目で喜びを誇示する派手なガッツポーズなどは相手チームヘの不敬・侮辱につながりかねないので慎む、と記載されているそうです。

 

 

野球を楽しむには、相手への敬意も大切

 

 

高校野球でペッパーミルパフォーマンを注意で思い出した。

 

昔トリビアの泉かなんかで放送した「剣道でガッツポーズを取ると一本取り消し」っていう動画を見たことがあります。

 

『動作そのもの』の問題じゃなくて、スポーツマンシップというか単純に相手への敬意や思いやり、礼節に欠けた行為っていう話なんですよね。

 

ですから今回の場合も、相手のエラーに対して行ってると捉えられるんだと思う。

スポーツマンシップが欠けてると判断されたから、注意されたのではないでしょうか。

 

 

日本高野連は今回の件について、このように発表しています。

 

 

高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です

 

 

子供たちに、伸び伸びと野球をやらせてあげたい気持ちはわかる。

 

だけど、あの場面では相手のエラーを揶揄したと取られても仕方ないと思うし、高校野球って教育的側面もあると考えるので、ふさわしくないんですよね。

 

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ペッパーミル注意に賛否両論

 

青学大の原晋駅伝監督はこの騒動に、ツイッターでこのように述べています。

 

 

ネット上でもペッパーミル注意騒動に、賛否両論の意見があふれています。

 

 

個人的には「個性を大事にする世の中」って言うけれど、子供のする事に大人が顔色を伺って注意出来ないことってあるんですよね。

 

 ちゃんとダメな事はダメ、話題のパフォーマンスではあるけれどスポーツマンシップに則って競技をする、という事を示した審判は立派だと思う。

 

 

パフォーマンスを認めてしまうと、 ヒットを打つ度、点を取る度に、珍妙なパフォーマンスが次々と出てきてしまう。

 

そうなったら、どこまでがOKで、どこからが駄目なのかの線引きも難しい。 無意識にやってしまうガッツポーズは咎めないけど、意識してやるパフォーマンスはNGで良いんじゃないかな。

 

 

昨年の夏、

奈良県の決勝戦を覚えていますか?

 

 天理高校がコロナ感染で主力選手を欠き、大差で破れた相手チームを気遣い、爆発させたい喜びを抑えたという一件がありましたよね。

 

 

こういう選手になってほしい。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。