現在、世界中で人口が増え続けており食料不足解消の手段として、世界的に食用コオロギが注目されています。

 

日本でも食品に粉末パウダーとして食材に混ぜて利用することが進められている今、なぜコオロギなんでしょう。

 

昆虫の中でも栄養価が高いと言われているコオロギ。

たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富で繊維質も多いので、ダイエットにも適した食材とされているんですけど…

 

その危険性はどうなんでしょうか?

 

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なぜ昆虫の中でコオロギ食なの?

 

なぜ

 

今後、肉や魚などのタンパク源が供給不足になることが目に見えてわかっているので、タンパク質を補う手段として、昆虫食を国連が推奨しているのです。

 

数ある昆虫の中で、コオロギ食が注目される理由は

 

  • 飼料効率がよく、環境負荷が少ない
  • 可食部が多く、ムダがない
  • 温室効果ガスの排出が少ない

 

 

コオロギは肉と比較して飼料量がほんのわずか。

大規模な牧草地も必要ないのでコオロギを育てるためには、比較的狭いスペースで育成することが可能なんです。

 

こういったことから、環境負荷をかけない高タンパク食品の候補として有力視されているというわけなんですよね。

 

 

爬虫類や両生類を飼っている人は知っていると思うんですけど、動物の餌用に人工繁殖させる方法がすでに確立しているので、やる気になればすぐに量産できる、というのも理由の一つ。

 

 

日本は食肉の自給率が先進国でも最低レベルなんですよね。

この先、輸入肉は右肩上がりに急騰し、庶民には手が届かなくなる可能性があるのでその時、タンパク質不足に陥らないために、昆虫食を普及させる必要がある、ということですね。

 

ただ、コオロギの外殻はエビなどの甲殻類と同じ成分でできているので、アレルギーを起こす可能性があることが課題になっています。

 

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コオロギは栄養があるっていうけど危険性は?

 

世界規模でコオロギ食の推進をしていますが、コオロギにはいろいろな毒素があるようなので、個人的には注意が必要だと思う。

 

昔、おばあちゃんが言ってたんですよね。

イナゴはお米にしか来ない「氣」の良い虫。

蜂は植物の命の元の花粉を集めてくれる虫。

だから感謝して頂くことができるけど、 コオロギなんかは、肥溜めにも寄ってくるので絶対に食べちゃダメって。

 

内閣府食品安全委員会が2018年に発表しているコオロギについて、4つの懸念を示しているんですよね。

 

①総じて好気性細菌が多い
②加熱後も芽胞菌の発生懸念
③甲殻類と同様に昆虫由来のアレルギー源となる
④摂食後に重金属(カドミウム等)が臓器内や胎内に濃縮生成される

 

ネット上でも危険性を指摘する投稿が溢れています。

 

 

日野市議会議員の池田としえさんはコオロギの危険性について

 

 

加熱処理しても菌が残っている

 

 

などと発言されています。

 

この動画、気持ちいいのでぜひ見ていただきたい。

コオロギが変わりましたか?という発言には思わず笑ってしまいました。

 

 

本来、これが普通なんですよね。

 

栄養があっても危険性があるなら、推奨しないでほしいと日本中の人は思ってるはず。

 

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昆虫食やコオロギ食は意味がない?

 

3月2日放送の日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』では経営評論家の坂口孝則さんが「昆虫食やコオロギ食は意味がない」と発言しています。

 

 

季節による寒暖差が大きい日本では、空調のコストが大きくてコオロギの生産は経済性の面で難しいと思う。

 

年中30度の温度を保たなくてはならないらしい、コオロギ。

 

海外から燃料を使って二酸化炭素をわざわざ出して運んだ物を食べるより、環境や国内の産業の為に私は国産の米を食べたい。

 

そして牛乳をたくさん飲むよ。

 

 

フードロスのほうが問題だと思う。

牛乳の廃棄のニュースは心が痛みます。

 

 

昆虫食は最近やたら耳にすることが多いけど、そのたびに何か無理やりブームを作り出そうとしてるような、何かその背後に動くものを感じてならない。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。