国内初の食用コオロギが徳島県の高校で学校給食に使われたことがわかり、炎上しています。

 

 

食べるかどうかは選択できた

 

 

ということですけど、よく分かってないものを食べるというリスクを子供が理解できていないと思うんですよね。

 

学校給食のメニューに昆虫食を加える場合、個々人の好みに関係なく昆虫食を半ば強制していることになり、逆に昆虫食に対する抵抗感が強まって今回のように炎上してしまいます。

 

新しい食を受け入れる寛容性や、そういった新しいものを生み出す力を子供達には身につけて欲しいけどまだよくわからないコオロギなんですよね。

 

ネット上には様々な意見が上がっていて、どれが本当なのかがわからない状況…

 

今回は今話題の昆虫食コオロギについて思うがままま書いていきたいと思います。

 

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徳島県でコオロギパウダーを使った給食が炎上!

 

徳島県小松島市にある県立小松島西高校の食物科が、昆虫のコオロギの粉末を使った給食を試食で提供したことで、多くの人から「子供には食べさせるな」というクレームが相次いでいるそうです。

 

コオロギパウダー コロッケ

画像引用元 https://www.j-cast.com/2023/02/28456917.html

 

食用コオロギを手がける大学発ベンチャー企業・グリラス(徳島県鳴門市)からパウダーの提供を得て試食はこれまでに2回。

 

  • 2022年11月
  • 2023年2月下旬

 

 食物科の生徒たちがコロッケに使われるひき肉の代わりにコオロギパウダーを使って『かぼちゃコロッケ』を考案して作り、在校生のうち約170人が試食したそうです。

 

食べるか食べないかは選択できたそうですが、こんな意見がありました。

 

女性

食物科ってことは授業の一環てことで生徒は回避できないじゃん。生徒の同意なんて立場上どこまで本気かも疑わしい。

 

たしかに先生に言われると嫌だと思っていても、仕方なく従うことってあると思います。

 

 

食べる必要のないものをどうやって食べるかよりも、今あるものを廃棄せずにどう活かしきるかを考えた方がいい。

 

野菜なんかも規格外とかちょっと傷付いてる、ほんの少し形が悪いっていうだけで食べ物を大量に破棄してるんだから、そっちを活かせよ!と思う。

 

昆虫食の安全性はまだわからないんだから…

 

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コオロギパウダー給食の問題点をわかりやすく解説

 

コオロギパウダーを使った給食が炎上した要因には、このような問題点があると思います。

 

  • 昆虫食に対する認知不足
  • 子供への提供に対する慎重さ
  • 情報発信の不十分さ

 

 

高校生は未成年で保護する責任が親にはあるから、事前に保護者にキチンと説明して了承を得ることが必要だったと思います。

 

親としては、子供が実験台にされてるみたいなイメージになってしまうのかもしれない。

 

大人が食べるならまだしも、成長期の子供たちにコオロギを試食させることが、将来どのような影響をもたらすか分かっていませんよね。

 

少なくとも先生方がまず半年〜1年程度継続してコオロギを試食し、自身にどのような影響が出るか検証してからでもよかったと思う。

 

 

昆虫食が目新しいから飛び付きたくなるのもわからなくはないけど、持続的な食糧問題を教えるなら日本の食糧時給率をあげる方が大切ではないだろうか。

 

子供を導く教員には、目新しさよりも地に足の着いた国内のことにまず目を向けてほしい。

 

  • 米の消費量の増やす
  • 地産地消の大切さ
  • 日本の食の安定供給

 

そして日本の農業を守る事がいかに大切かを教えていって欲しい。

 

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コオロギを食べるより食品ロスをなくそう

 

コオロギを栄養源にするというのは分からないでもないけど、いつか来る食糧難の時代を考えるなら何かに混ぜてごまかして調理するのじゃなくて、それだけでお腹がいっぱいになるものを考えないとダメだと思う。

 

だから、それを考えるとコオロギではかなり無理があるのではないかと感じる。

 

代わりになる食材がないほど本当にコオロギがそんなに栄養あるのだろうか?

 

 それならなぜ、昔からイナゴを食べる文化はあるのに、コオロギを食べる文化は無かったんだろう。 

いろんなことが進歩した現代だけど、食べ物は昔の人が食べ始めたものが根強く継承されてきたのに、昔の人が見向きもしなかった食材に本当にそんな力があるとは思えない… 

 

 

そもそも生理的に無理な人が日本では明らかに多いと思う。

 

子供の頃から食べる文化圏で育って食べ物だと認識してるなら抵抗も少ないだろうけど、日本の昆虫食がある地域は限られてるから大抵の人は無理ではないでしょうか。

 

 

コオロギパウダーを使わなくちゃいけないほど、日本は食糧不足なのでしょうか?

 

実際に食糧難になって、食べるものがなくて空腹になったら食べるかもしれないけど、今、食べる物もあって栄養もとれて必要にもせまられてもいない。

だからなんで、わざわざ昆虫なんて食べなければいけないのかと思う…

 

日本は特に廃棄が非常に多い国です。

コンビニなど割引できない問題や、食べれるのに見た目の悪さで処分する問題など課題を一つ一つクリアしてから新しい取り組みしてほしい。

 

酪農問題も牛乳を廃棄せざるを得ないにも関わらず、海外からの乳製品は山ほど輸入してる。

 

食品ロスを防げばコオロギは食べなくていいはず。

 

消費期限切れや賞味期限切れを見直したほうがいいと思う。

弁当でもなんでもちょっと古い、見た目が悪いとかで廃棄したりもったいないことをしてたんだから…まずそれをなくそうよ。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。