救急車の窓ガラスをたたくなどして救急搬送を妨害したとして、公務執行妨害の疑いで、兵庫県芦屋市の会社役員の男（48）が逮捕された。
会社役員の男性が救急車を妨害したことに正直驚いた。
救急車は急病の男児を乗せていて、この妨害で搬送が約20分遅れたそうです。
逮捕された男性も子供がいて、尚且つ自分の子供の目の前でそんな行動をしてしまうなんて信じられない。
救急の男の子と保護者の方はどんな気持ちだったんだろう。
会社役員が救急車を妨害する事件
事件があったのは2022年11月26日午後8時頃。
場所は兵庫県芦屋市の路上。
逮捕された会社役員の男性は当時、自宅付近で息子とキャッチボールをしていたそうです。
近くで119番通報を受けた救急隊員３人は急病の男児の搬送作業をしていて、隊員の1人が救急車を出発させるために少し離れるように声をかけたところ会社役員の男性が激怒。
- うちの息子に何を言うたんじゃ
- いつまで止まってるんや
- 赤いライト付けたままやったら近所迷惑になるやろ
など、救急隊員に因縁をつけ救急車が出発するのを妨害したんです。
妨害を受けた隊員が同市消防本部に応援要請、
救急車を出せなくてもう1台応援を呼んで乗り換えて搬送されたそうです。
救急車に同乗していたであろう急病の男の子の親御さんの気持ちを思うと、心が痛む。妨害した人の厳罰を望みます。
調べに対し男性は「故意に搬送を遅らせたつもりはない。病人が乗っていたのは後から知った」などと話しているそうです。
芦屋市東山町の48歳の会社役員
男性は『不動産管理業の代表取締役』であることが公開されました。
芦屋と言えば、高級住宅街や、ある程度成功を収めてきた人々が暮らしてしる落ち着いた雰囲気と、安心の治安の居住地域を想像してしまいました。
こんな残念な事件が芦屋で起きたという事が信じられない。 許される行為ではないと思う。
救急車は迷惑?
救急車側は、それこそ一分一秒を惜しんで来てくれるのに、このような会社役員がいることにビックリした。
普通、救急車が近所に停まっているなら緊急であり、協力することが暗黙のルールになっていると思っています。
停車中の赤色点灯が近所迷惑という会社役員に怒りを感じる。
この男性は自分や家族が救急車の世話にはならずに、緊急時は自力で病院にかけつけるのでしょうか。
救急車の音はたしかに大きい。実際、1割程度の人が「近所で迷惑になるから音消して」とサイレン無しを要望するみたいです。
救急車などの緊急自動車は、現場に急行するときなどの緊急走行中、サイレンを鳴らすことと赤色の警光灯をつけることが法令で義務づけられているんですよね。
ですから住宅街であっても、歩行者や自転車などの通行が考えられ、事故防止のためにサイレン・赤色の警光灯で注意喚起をする必要があるんです。
救急車のサイレン・赤色の警光灯は緊急を要する活動の為必要不可欠ですので、その音・赤色灯が全く気にならないほど苦しんでいる人がいる事を、会社役員の男性は理解しないといけないと思う。
この時緊急搬送された男の子の命に別状がなかったから良かったものの、もし何かあったとしたらどうするつもりだったんだろう。
救急車を妨害するということは、命を奪うことにも等しいということに気がついていなかったんだろうか…同じ男の子の父親であり会社役員であるということが信じられない。
救急車に協力しよう
救急車が赤色灯をつけて駆け付け、搬送中の状況に遭遇したら、搬送されなければならない人やその家族に対して少なからず共感し、同情や無事を祈りたい。
当たり前だけど、救急車を見かけたら進路を妨げないようにしています。
時々、救急車通ります！って言われてるのに強引に信号渡ろうとする人がいるけど、交差点のたびにああいう人がいるだけでも、かなりのロスになるはず。
みんなで協力しないといけないと思う。
人は生きて入れば多少なりとも社会や人に迷惑をかけているものなので、こういう緊急時は余計にお互い様と寛容になりたい。
自分だっていつ助けてもらう側になるか分からないから…
我が子のこととなると、頭に血が昇る人はたくさんいる。
でも救急車を妨害するのはダメだよ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
