埼玉県南部地区の公立小学校に勤務する会計年度任用職員の男性(33)が児童の首を絞め、内出血のケガをさせていたニュースがあった。
この男性職員は障害者雇用枠の非常勤で、図書の整理が主な仕事だったそうです。
子供の首に内出血する程の圧迫って、考えただけでも恐ろしい。
どれ程の力で絞められて、苦しくて怖かったか…命を落としていたかも知れないですよね。
小学校や保育園など子供が多いところに障害者雇用は無理があるのではないだろうか…
埼玉の小学校で障害者雇用枠の男性職員が児童の首を絞める
2022年11月2日、男性職員は図書委員会の活動中に図書室でノートパソコンを使ってゲームをしていた児童に口頭で注意しました。
その後、児童がゲームを再開したと勘違いし、廊下に連れ出して「鼻の骨を折るぞ、いいか」などと言いながら左腕で児童の首を抱え込むように絞めたそうです。
児童は首に内出血を生じた。
この男性職員の仕事は図書の整理で児童の指導は業務外だったとのこと。
埼玉県教育委員会はこの男性職員を戒告の懲戒処分とし、男性職員は依願退職しています。
勘違いしようがしなかろうが子供の首を絞めるって発想がヤバいと思うし、辞めて済む問題ではないと思う。
子供と関わる職場で障害者雇用は無理があるのではないだろうか
障害者雇用といっても知的か身体か精神か、なんの障害かは分からないけど、こだわりが強いタイプは子供と関わらせたらダメだと思うんですよね。
こんな事が起こると、学校へ安心して子供を預ける事が不安で心配になる親が多くなると思う。
公務員の障害者雇用の法定雇用率は、教育委員会と役所では別に設定されています。
とは言うものの、障害を持った教員を採用していくには限度があるので、この人のように簡単な仕事をする非常勤を多く雇わざるを得ないのが現状。
現場のニーズに上手く合えば良いのですが、残念ながら逆に負担にしかなっていないケースの方が多いようです。
子供と関わることが必然の職場において、障害者雇用枠は無理があるのではないでしょうか。程度にもよると思いますが、人との関わりが未成熟である児童と関わらせれば、このような事態を招くことは容易に想像できると思うんですよね。
雇用はいいことだとは思いますが、障害者が事件を起こさないように配慮してほしい。
- 児童がいない時間帯に仕事をさせる
- 人との関わりがない業務をさせる
- 常にサポートを付ける
障害の程度にもよると思いますが、カッとなったら気持ちのコントロールが難しいのかもしれません。
人と関わる仕事は自分の思い通りにはいきませんし、イライラする事もありますよね。
感情のコントロールが困難なのに、体は大人ですからこのような暴力事件は起こってしまうんです。
子供の安全を第一に
被害にあったお子さんはトラウマになってしまうだろうな…鼻の骨を折るぞ、とか内出血が出来るまで首を絞めるって犯罪ですよね。
仕事を辞めたら良い問題じゃないし、このお子さんは一生忘れられないと思う。
ゲームしてしまった、怒られてやめる、そうやって怒られながら成長するのが学校ではないのかなぁ。
この職員だけの問題ではなく学校、教育委員会全体で雇用のあり方も含めて見直して欲しい。
雇用は守られるべきですが児童の安全と引き換えにして良いわけがないですよね。
被害にあったお子さんが少しでも安心して登校出来るようになるようにそれを最優先に考えて欲しいです。
教育現場で雇う人は、冷静な判断ができる人がいい。
最後まで読んでくれてありがとうございました。